ブレーキ
ブレーキレバーが重くなっている場合
皆さんは、ブレーキレバーの引きが買った時よりも重くなってしまったという経験をお持ちではないでしょうか?
この原因は、だいたい以下の3つが考えられます。
1.ブレーキワイヤーが錆びてしまって、摩擦抵抗が増加した。
2.ブレーキワイヤーが折れ曲がってしまって、抵抗が増加した。
3.ブレーキ本体の動く部分が錆びるなどして、抵抗が増加した。
1は、自転車を外に置いたり、雨天走行したりした時に、アウターワイヤーとインナーワイヤーの間に水分が浸入し、ワイヤーが錆びてしまうことがあります。 予防方法は、インナーワイヤーを入れるときに、グリスを塗っておくことが考えられます。 また、ワイヤーが重くなってしまった場合は、アウターワイヤーの孔から、CRC556等の潤滑剤を拭きこむことで、一時的に改善することがあります。それでも重い場合は、新品に交換する必要があります。
上の写真は、水分が浸入して錆びてしまったインナーワイヤーです。
2.インナーワイヤーが折れ曲がってしまった場合も抵抗値が増加します。 この場合は、修復が難しくなりますので、ワイヤーの取り扱いは注意が必要です。
3.ブレーキ本体が錆びた場合などは、可動部分にミシンオイルなどをさしてみると改善することがあります。それでも重い場合、分解掃除などが必要です。組み立て時、可動部分にグリス・オイルなどをさすとスムーズに動きますが、ブレーキゴム部分にオイルがつかないよう注意が必要です。
この原因は、だいたい以下の3つが考えられます。
1.ブレーキワイヤーが錆びてしまって、摩擦抵抗が増加した。
2.ブレーキワイヤーが折れ曲がってしまって、抵抗が増加した。
3.ブレーキ本体の動く部分が錆びるなどして、抵抗が増加した。
1は、自転車を外に置いたり、雨天走行したりした時に、アウターワイヤーとインナーワイヤーの間に水分が浸入し、ワイヤーが錆びてしまうことがあります。 予防方法は、インナーワイヤーを入れるときに、グリスを塗っておくことが考えられます。 また、ワイヤーが重くなってしまった場合は、アウターワイヤーの孔から、CRC556等の潤滑剤を拭きこむことで、一時的に改善することがあります。それでも重い場合は、新品に交換する必要があります。
上の写真は、水分が浸入して錆びてしまったインナーワイヤーです。
2.インナーワイヤーが折れ曲がってしまった場合も抵抗値が増加します。 この場合は、修復が難しくなりますので、ワイヤーの取り扱いは注意が必要です。
3.ブレーキ本体が錆びた場合などは、可動部分にミシンオイルなどをさしてみると改善することがあります。それでも重い場合、分解掃除などが必要です。組み立て時、可動部分にグリス・オイルなどをさすとスムーズに動きますが、ブレーキゴム部分にオイルがつかないよう注意が必要です。
ブレーキが効かなくなっている
特にキャリパーブレーキとよばれる、車輪のリムを挟んで制動するタイプでは、長らく使っている間に、ブレーキレバーを握っても効かなくなっている場合があります。 原因と対応は以下のとおりとなります。1.ワイヤーが切れている・・・ワイヤ交換
2.ワイヤーが伸びている・・・ワイヤ交換または調整
3.ブレーキゴムがすり減っている・・・調整またはゴム交換
ブレーキがリムに当たって、車輪が回りにくい。
リムを挟んで制動するブレーキでは、リムにゴムが接触して、車輪が回りにくくなることがります。原因と対応は以下の通りとなります。
1.ブレーキが、左右どちらかに偏ってリムに接触・・・ブレーキの芯を調整 または ブレーキのリターンスプリングを調整してゴムの位置を左右均等に戻す。
2.リムがきちんとフレームに入っていない・・・車輪の入れ直し。
3.リムが左右に振れており、ブレーキにあたる・・・リムの振れ取り。取りきれない場合は、リム交換。
4.車体のゆがみ・・・これは修理不能の場合があります。